
民放onlineで連載させていただいている『村上圭子の「持続可能な地域メディアへ」』、10回目をUPしました。ここから3回シリーズで、「ローカル局連携“タテ・ヨコ・ナナメ“」を書いていきます。1回目の今回は、ヨコ(地域)連携です。
今回、地域連携で取り上げたのは以下の2つの取り組みです。
1つ目は、中京地区の民放5局で取り組む動画配信プラットフォーム「Locipo」。約6年前の2020年3月にサービスを開始し、2025年秋に大リニューアルしながら、挑戦し続けています。

2つ目は、北海道の民放5局で取り組む、北海道ドキュメンタリーワークショップ。来月は成果の集大成であるシンポジウムが札幌で実施されます。その様子は、取材に行きますので後日お伝えしていきます。

下記、冒頭の「はじめに」の部分を転機しておきます。詳細は、「ローカル局連携”タテ・ヨコ・ナナメ”<1> ~ヨコでつながり、地域に向き合う【村上圭子の「持続可能な地域メディアへ」】⑩」をご覧ください。
「最近、ローカル局に関する放送政策の議論は、マスメディア集
中排除原則の緩和による1局2波制度の導入や、NHKと民放によ
る中継局の共同利用など、経営合理化やコスト削減に関するも
のが少なくない。これらは放送局の経営基盤強化や経営維持に
とって欠かせない、”守り”の取り組みである。
では、”攻め”の取り組みとは何か。それは、加速する人口減少
とメディア環境の変化の中で、ローカル局にしかできない機
能・役割とは何かを考え、それを具体的な取り組みとして実践
し続けていくことであると筆者は考えている。
”守り”の主語は、一義的には放送局や業界にならざるを得な
い。しかし、”攻め”の主語は、地域や住民にもなりうると考えて
いる。特に、ローカル局が垣根を超えて連携することによっ
て、地域メディアの機能・役割についてより考えを深めること
ができ、地域・住民本位の感覚が育まれていくのではないか。
これまでさまざまな連携の場を取材する中で、その思いを強く
している。
今回から3回にわたり、「ローカル局連携”タテ・ヨコ・ナナ
メ”」と題して、具体的な”攻め”の取り組みを紹介する。1回目
は、ヨコ=地域における連携である。取り上げる地域は中京地
区と北海道地区である。」
