9月25日、大分県庁主催の人権セミナーで「メディアの視点から考えるインターネット上の発信の課題と可能性」と題した講演を行いました。
私はかつて、フジテレビ「テラスハウス」の番組に出演していた木村花さんが、番組の内容をきっかけにSNSで誹謗中傷が起き、そのことに苦しみ、自ら命を絶った件について取材し、論考化しましたhttps://www.nhk.or.jp/bunken/research/domestic/20201001_6.html。
花さんが亡くなって5年。誹謗中傷について相談する窓口は整備され、侮辱罪の法定刑も引き上げられました。また、情報流通プラットフォーム対処法の整備も進んでいます。
しかし、オーストラリアでは国が16歳未満のYouTubeの利用を禁止する方針を発表、EUでも来年後半からSNS規制法の議論が始まるようです。
ネット上における誹謗中傷やヘイトを減らしていくことはできるのか?SNSやネットコミュニティは、分断や対立を煽るのではなく、対話や理解を促す存在になれるのか?マスメディアや市民は、何を心がけるべきなのか。これからも考えていきたいと思います。

